令和の新時代を感じた両陛下とトランプ大統領夫妻の会見行事
2019/5/27(月)。AM9時ころ。
Twitterで話題になった”通訳なし”。みんな同じことを思ったし感じたのかと思いました。
こんにちは、1まる(@I_maru3)です。
なんとなくテレビをつけてあさイチでもやってるかなと思いきやなんか臨時番組。
あぁ、トランプ大統領来日してるものね、なにか行事があって中継してるのね、と思ってちょっとだけ様子を見て録画番組でも見ようかと思っていました。
しかし、そこに映し出されていたのは、どうも通訳を介さずに談話をされているように見えた両陛下とトランプ大統領夫妻、そのほか首相夫妻、皇族関係者などなど。
天皇陛下も英語がご堪能なのかとかっこよさを覚えていました。しかし、それもさることながら、皇后雅子さまの元外交官としてのキャリアが活かされたような、生き生きとした姿になんだか釘付けになってしまっている自分がいました。
雅子さまに思いを重ねる
私がまだ小学生だった頃に皇室に入られた雅子さま。当時の私はもちろん雅子さまがどんな方なのかはよくわからず、十二単の重たそうな、しかし雅で厳かな衣装の結婚式だったという記憶があります。でもそれだけでした。
雅子さまがご病気になられたと発表した時くらいから、彼女がスーパーエリートだっとことを徐々に知っていきました。
周知の事実だとは思いますが、ハーバード大を出て、東大に入り、外務省に入り外交官として、約30年も前の時代だったのにも関わらず、女性で超高学歴のバリキャリだったわけです。
5カ国語を話せ、外交をこなしてきたという今の時代でも類稀なる女性のバリキャリ。
そのバリキャリ女性が当時の皇太子さまに見初められ、皇室へと嫁ぐことに。
そもそもの身分からを一新するという事になるんですもんね。
想像を絶するプレッシャーや不安など、たくさんあったと思います。
ただの結婚をした私でも氏姓が変わることへのアイデンティティのプチ崩壊や新しい家族と新生活をしていく、というストレスがありました。もちろん好きな人と一緒になった事に対しては嬉しいし楽しいはずなのですが、私はとてもそれだけで乗り切れるだけの体力や精神力、若さはありませんでした。
雅子さまは真面目で、何に対しても頑張ろうと努力されてきた方なのだと思います。
だからこそ、皇室の習わし、皇太子の妻として、皇族として、という「仕事」も完璧にこなそうとされたのだと思います。
でも、実際は「仕事」ではありません。そう、比べてはいけませんが専業主婦の家事も、厳密には社会的な「仕事」ではないのと同じように、やって当然、できて当たり前、むしろできないと減点。そして専業主婦には新人という扱いも研修もなく、突然入社5年目くらいの実力を求められたりするのです。
話はそれましたが、雅子さまは皇室としての外交をお約束されていたと記事で見ました。
でも、実際は皇太子の妻としてがまず第一。そこに矛盾や葛藤がでてきたものの、後戻りはできず、もちろん離婚などもできず、なんとか適応していかなければ、頑張らなければ、と必死に頑張っていたのだと思います。もう、想像するだけで泣けてくる・・・
それに加え、当然のことながらお世継ぎを期待されます。
6年間、子どもに恵まれなかったんですね。しばらくないなーくらいにしか当時は思っていませんでしたが(私も小さかったので)、この状況下で6年という期間を、子どもができない状況で過ごすというのは、これまたより一層ストレスで不妊になりそう・・・って思いました。
誰が悪いわけでもないし、当時としては結婚したら次は子ども、というのは刷り込まれていて何も疑うこともなく、当たり前だったわけで、今みたいにセクハラだのモラハラだのマタハラだのって無かったわけです。
そうして、しばらくして、適応障害となり、公務をお休みになられました。
頑張ろうとすればするほど負のループに陥って、心が壊れていくあの感じ、本当に辛いんですよね。。。。
今回の行事で見えた、現代の日本の女性の象徴
そういった背景を想像しての、今回のこの生き生きとした皇后雅子さまをみて、涙なしには見れませんでした。
まるで水を得た魚、自分のやれることで存分にお役に立てることの嬉しさ。
悩める現代女性の象徴なのではないかと感じました。
元のキャリアを一度中断して、新しい道へと進まなければならず、葛藤して苦悩して時に挫折して、でも、数十年ぶりに自分の土俵で返り咲いた。こんなに嬉しいことはありません。
私はたいした学歴も、立派なキャリアと呼べる経歴も特にありませんが、結婚を機に人生が変わった事はあります。
バリキャリと呼べるほどの経歴はないにしても、結婚まで10年以上の社会人経験もあります。
ずっと割と忙しく仕事をしてきました。転勤族の夫と出会い、結婚し、一度専業の道にジョブチェンジもしました。自分で納得して選んだ道でしたが、なかなか適応できずにさらに不妊で葛藤し、悩み、心も消耗していきました。
結婚や出産、専業主婦か兼業主婦か、はたまたずっと1人でいきていくか、嫁ぎ先に適応するためにどうしたらいいか、その時の自分のキャリア形成は・・・現代女性の悩みはつきませんね。
おわりに
もし、これからは女性が活躍する時代だから、キャリアを生かして公務をしてほしい、と願われての新天皇さまのご意向が結婚前にあったとしたら、それは本当に先見の明をもちすぎだと感じます!
もちろん過渡期でしたでしょうから、全部が全部うまくいかずとも、でも、きっと未来はそうなっていくだろうから、その時の日本の象徴としてふさわしい人として雅子さまを選ばれたのであれば、、、
ま、これは想像でしかありませんけどw
平成時代の美智子さまもまた、昭和からの象徴とする日本の素晴らしい女性像であったので、令和時代の雅子さまもきっと、そうなっていかれるのかと勝手に想像しています。
そうなると、やはりこれからは女性躍進の時代で、どんどん女性にとって、もちろん男性にとても暮らしやすい社会が訪れること願い、終わりの言葉といたします。
てな感じで、思ったことをつらつらと書きました。
ここまでお付き合いくださった方は、本当にありがとうございました!
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