【ドラクエ11】3DS版ドラクエⅪの感想と考察01

こんにちは、いちまるねっとの1まる(https://twitter.com/I_maru3)です。

この記事は、裏ボスを倒し、いわゆる真エンディングを見て、ネタバレを含みながらの感想を記載しています。裏ボスクリアしていない、そもそもまだ未プレイでこれからやりたい、ネタバレしたくないという方はご覧いただかない方が良いかと思われます。
真エンディングを見終わって、余韻に浸りたい、他の人のプレイ感想を見たい、という方はどうぞご覧くださいませ。

ちなみに、この01の記事はネタバレ要素はありません!!!ちょっと覗き見したい方はどうぞ!

オープニング

世界の主要の国の王らであろう人たちがなにやら重要な会議をしていた。
美しい女性が抱いていた赤子の手には勇者の証であるアザがあり、このロトゼタシアの地に勇者が誕生したからのようだ。
その会議の夜、その国に魔物が襲来。美しい女性(勇者の母)は女の子と、そして勇者である赤子を連れて追っ手から逃れようと城を後にするが、魔物をこれ以上振り切れそうもないと悟った母親は、自らがおとりとなり、少女に赤子を託し、亡くなった。
そして少女は手を滑らせ、赤子を川へと落としてしまい、離れ離れに。
カゴにゆられた赤子は奇跡的に助かり、川を下り、川で釣りをしていたおじいさんに拾われ、勇者はその村で静かに育っていった。。。

冒険の始まりは小さな村から

16歳になった主人公は、イシの村という主人公が暮らしてきたであろう場所での成人の儀式を始めるところから物語は始まる。

16歳で大人の儀式、通過儀礼的なイベントから始まるのは、ドラクエっぽくていいですよね。ドラクエ3も16歳になった朝に、王様の元へと行くところから始まるんですもんね。
とても懐かしいことに、3DS版では、上の画面では3Dバージョンで、下の画面では2Dバージョン(ドット!!)で同時進行ができるらしいです。


※途中から分岐でどちらか一方のみでしかできなくなります。教会で3D→2D、また、その逆も然りで画面切り替えが可能。
※この画像は自分で3DSをイラレで描いて、実際の画像をスマホで撮影したものをフォトショで埋め込んで作成しています。

私はFC版ドラクエ、スーファミ版が青春の思い出として強く残っているので、この2D版はとても感慨深く思いました。
ですが、時代はもう3D。やっぱり3Dでいろんな世界や細かな表情を覗きみたいと思い、3D版でプレイすることにしました。

冒頭で出て来た、育ててくれたおじいさんはもう存命しておらず、母親として育ててくれていた人が出てきます。
で、幼馴染推しが強いエマという女の子と、そのペットの犬と共に初めてのクエストをします。
岩の洞窟を登るというミッションですが、エマは応援するだけで戦闘には不参加。
そしてなんか上目遣いでくねくねして主人公と話す、幼馴染推しが強い。私は残念ながらエマを好きにはなれませんでした・・・

物語のキーポイントイベント

大きな岩を登りきると、そこにはロトゼタシアを見渡すことができる絶景ポイントが。

むむ・・・ロト・・・ゼタシア・・・?
そして、大地の精霊・・・?

なんだか聞いたことがあるぞと思いつつ、冒険を始めることに。

そして、儀式を終えると、あんたは勇者だったんや!
と衝撃の告白をされます。(まぁ、オープニングでそれらしいシーンがあったので、プレイヤーは知っているのですが)
“16歳になった暁には、デルタカールの王様へ会いにおいき”というテオおじいちゃんからの言伝もあり、主人公はイシの村を後にします。

イシの村の村長が、「勇者を育てたお礼貰えるといいなーwwよろしく言っといてくれよな!」的な事を言っていて、「わかりやすいフラグ立てたな・・・」と思いましたよね。

初フィールド、そして初新たな城下町、城へ

主人公は言われた通り、デルカダールへと行きました。城下町の民家の屋上のロープを渡れてお城に行けるのは、何かの時にここしか通れませんよ的なことになりそうですね。覚えておこう。

普通にお城へと入れたので、王様へ挨拶。

僕は勇者だよ!!!そして、その勇者僕を育ててくれたのはイシの村ってとこだよ!!よろしくね!

なーんの疑いもなく、暴露してしまいますが、デルカダール王の表情言動も、ホメロスって将軍もなんか悪役顔やないですか。どうみてもそうじゃないですか。


イシの村。あとはわかったな?ホメロスよ。
ってさ。
これ、敵にとっちゃ飛んで火に入る夏の虫、漁夫の利、棚からぼたもちな状態ですよね。

グレイグ将軍ってのは、なんか人相的に悪役顔っぽく描かれていないんですけども。この人は違うのかしらね?とかね、感じますよね。
2D時代と比べて、とてもわかりやすくなったもんです。
2Dの頃は、セリフからその言葉や単語だけから推測しないといけない、ある種ノベライズゲーム的な面持ちもありましたからね。

だからこそ、ものすごく残酷なシーンであっただろう描写もファミコンやスーファミでは物語としてあったわけですよ。
この”山奥の小さな村でひっそりと勇者を育てた”、”敵軍(魔王)は勇者を探し続けていた”、という点は、あのドラクエ4の5章のトラウマオープニングに近いものを感じました。
これはもう嫌な予感しかしません。ドラクエの世界観では、かなり残酷なストーリーもさらっとライトなテイストで盛り込まれていたりしますから・・・

ファミコンで初めてドラクエ4をプレイした時に、”魔王は勇者を探し続け、ついに見つけた村を滅ぼし、魔物は村人を皆殺しにし、そして幼馴染の天空人シンシアが唱えたモシャスで勇者に変身し、身代わりになる”という文字やあのドット画像だけではグロテスクさや惨忍さはなかったものの、実際想像すると想像を絶する悲惨さなわけですよね。地下で身を潜めている間の効果音やセリフは、もうホラーでしかありません。。。

悪魔の子と呼ばれる勇者

ここで、デルカダール王がとても印象的なセリフを言い放ちます。

勇者と魔王は表裏一体…

たしかに…!!!って過去作からもそう思いましたよね。
いや、魔王誕生ちょっと後くらいに勇者もまた誕生、みたいな感じなんでしょうけど。

王は、表裏一体だから、魔王がまだ日の目を見ないうちに、その危険因子である勇者を仕留めてしまおうぞ!というわけなのですね。
いや、その理屈はわかるけど。
でも、それを言っているアナタ、そしてその部下のホメロス、ムッチャ魔王サイドの人相やん?!
もう誕生しちゃってるやん?魔王。
なーんて私は思ったのでありました。

さて、この後、主人公は見事にデルカダールに捕らえられます。勇者は悪魔の子であるという因縁をつけられて。
そして、凶悪犯を収容しておくという、地下深くの牢屋に閉じ込められます。

 

長くなったので続きは次回!!

次回からは、こんなにストーリーを丁寧に追いません!要所要所で気になった点、これはドラクエの過去作との繋がりがあるのでは?という点だけピックアップして感想と考察をしていきます。
オープニングはなんとなくね、その物語の原点なので、ちょっと丁寧に書きました。
たぶん3〜4回くらいの記事だと思いますので、お付き合いいただけたら幸甚です。

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