嘔吐恐怖症持ちの胃カメラ体験記①【経口】
2010年の12月に検診を行った体験記なので、この記事書いている2017年7月からは約7年前になります。
現在の口からの胃カメラがどのようなものかは分かりませんが、
そんなに革新的に変わっているとは思っていないので(偏見)記事にしてみました。
というか、過去の日記があったので、少し文章を直してアップしてみました。
過去の私の日記を灰色、現在の私の注釈を通常の黒色で表示します。
検査の前って不安じゃないですか。特に初めての場合。
やたら検査の内容とか、どうやって進むとか、どんな感じなのか、とかね。
無駄に調べちゃうんですよ。
先生の言う事聞くだけでいいはずなんですけども。
それでも不安なんだもの!
経鼻内視鏡(鼻からの胃カメラ)体験記も更新しました!
では、どうぞ。
検査前日の夜
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私が行ったのは、個人院で、町医者のようなところです。
総合病院ではありません。
うちの病院では、夜8時以降は絶食、夜10時以降は絶飲と言われました。
検査は翌日土曜日、金曜の仕事も終わり早々に帰宅し、
早々にご飯を済ませ、早々に寝る予定。
食べるの我慢はまだしも、飲み物も夜も朝も飲めないなんて・・・
血流わるくなりそうー。
のど渇きそうー。
若干憂鬱ですww
あれ、朝も絶食絶飲なら、薬飲めない。
寝る前に飲んでる薬も飲めない。
まじか。
(過敏性腸症候群との診断なので薬療養中なんです(´ω`;))
まー。しゃーないんか。うん。寝る前だけど9時半頃に飲んでしまおう。
あれ、食べ物じゃないよね?
先生ーーー!薬は食べ物に入りますかーーーー!!
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※飲んでいるお薬によって、対応が違う場合があります。
お医者様の言う事をしっかりと聞いて行動しましょう。
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20時頃の追記。
ご飯は30分くらい前に済ませることができました。
若干なんか胃がムカムカします。昨日からなんだけどね・・・
もうその辺の物とか食べないようにしないと・・・てか、キッチンに追いやろう。全て。
飲み物も22時には絶たないといけないので、今のうちに追いやろう。
特に飲み物は無意識に飲んでること多いから(お湯とかね)
気をつけなきゃなー。
あー。明日早く終わらないかな。胃カメラ。
てか今週も無事終われたってのにこの晴れない気分ってったらないですね(´ω`)
検便入れたし、あとは支度して寝るだけだ。
はよ寝よ。あ、でも妙に緊張して朝とか早く起きそう;;
大腸内視鏡ならこんなに病まないだろうけど、なんでこんなに憂鬱かって、
私気持ち悪いの本当だめなんです。
リバース的なのね。
てか、吐けないし。
なんか昔から本当だめで、すごい恐怖を感じるんですよね。気持ち悪いって事に。
他人がそうでもなんかもうすくんでしまって。本当、怖いんです。
家族とかがそうでも耳とか塞ぎ込んでガタガタ震えてました。
そんくらいだめなんです。
ちっちゃいときなんかあったのかな。
て事で、今すんんんんんんごい憂鬱!!
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胃の調子がよくなかったので検査をすることになったのですが、
この検査前日の胃のムカつきは、確実に検査の恐怖によるストレスからだと今は思っています。
この時期はひどい嘔吐恐怖症ということもあり、非常にナーバスになっているものとみうけます。
検査当日の朝
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とりあえず、今の状態はすこぶる良好。
病んでいたのはきっと胃カメラを受けるから、ということでしょうw
昨日の20時から絶食し、22時以降の飲料も絶ち、オペラ座の怪人を見つつ
一番面白くなるシーンで寝落ちするという奇跡的な睡魔により22時半頃には就寝。
案の定、夜中に何度も目が覚めては胃カメラの夢を見てたの思い出してたwww
一度7時半に完全に目が覚めてしまい、こりゃ飲まず食わずだときついなぁ、
ってことで、意地で10時まで寝た。
そして病院へ・・・
受付済ませたら別の階の処置室へ。
もう、ある。そこにある。モニターとか、黒い、長いホースとか・・・・あるよぉぉぉぉ・・
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※ちなみにですが、太さはだいたい直径2センチくらいといったところでしょうか。
もう少し小さいかもしれないのですが、当時の私にはそのくらいに見えました…
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優しそうでさらにベテランそうな看護師さんに、思わず言った。
「めっちゃ緊張してます。」
「あら、初めてなの?初めては不安よねー。でもすぐだから大丈夫よー」
そんな事を言われ、諸説明を受け、ベッドに座る。
安定剤だけなのかと思いきや、ちゃんと喉の麻酔もあるそうで、
胃を膨らませるという薬をごっくんし、
ドロっとした麻酔の液体を喉で止めとくよう口に含ませること5分。
これが物凄く難しかった;;
舌がしびれてくるので、飲まないようにするのが難しいってのと、
喉の方まで奥にいかせて止めておくのが本当難しく(飲んでしまいそう)
ちゃんとは出来なかったと思う。
これが上手くいかないと、後に苦しくなるものとなるとは思いもしなかった・・・・
5分経ったので口に留めていた麻酔薬を吐き出し、うがいもせずそのままベッドに横たわる。
採血検査もあったので注射を打たれ、そこで院長が登場し、また諸説明。
マウスピースみたいなの口に入れられ、そこからよだれを垂れ流す。
(ホース入れられてる間、「ごっくん」という運動をしてしまうと非常に厳しいらしい)
ほんで安定剤を打たれた。
これがすごい痛い!!
どこが痛いって、射された腕の血管が痛い!!!!
まぁ、事前に説明あったのでなんとか大丈夫だったけど、かなり痛かったw
それで一瞬ボーっとするものの、意識はかなりはっきりww
ちょっとww怖いんですけどwwwww意識めっちゃはっきりナンですけどwww
「それでは始めますねー」
ホースが口に入り、一気に喉を通り、食道を通り、胃へ。
・・・・・・・・・・・・・・・・
あまりの苦しさに生理的な涙(感情的なものではない)が左目だけから流れてました!!!!
オエッオエオエッオゥエッ!!!!
ってなりましたよ。なんかこう、喉を突かれた感じの、そんな感覚。
まぁ恐らく1分にも満たないと思うけど、そのオエオエタイムは。
カメラ自体も挿入は3分くらいだったんじゃないですかね。
安定剤入ってたからなんとも言えないけれど(´ω`)
ほんでダラーーっと流れていた液体を拭き取ってくれ、5分位したら
別のベッドに移動して安定剤と麻酔が治まりだす30分間は安静にしてました。
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※お分かりの通り、非常に苦しいです。苦しかったです。
でも、当然ですが、胃に内容物は無いので、出てくるものもありません。
えづいてるだけです。
あ、胃液なんだか唾液なんだかよくわからない液体はマウスピースから垂れ流しています。
これ読んで、あぁこんなん検査前に読むんじゃなかった、と言う方、ドンマイです。
怖くて検索してなにか安心材料調べたかったのかもしれませんが、余計不安になるかもしれませんね。
でも1分くらい我慢したら、苦しいのはもう終わりますから。
バリウムの方が出きるまで苦しいらしいので、胃カメラの方が苦しい時間は短いですよ。
しかも、腕の良い医師にあたったら、これまたラッキーで、殆ど苦しさはないと言います。
もし怖すぎて入らなかったら、もう全身麻酔か経鼻内視鏡にするしかないですね。
そういうのもあるので。
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【結果報告】
神経性胃炎らしいです。猫の爪でひっかかれたような傷があり、
でもまぁそんな大した病気ではないとの事。
おそらく腸に関しても神経性腸炎、って感じで「過敏性腸症候群」なんでしょうね。
で、もう一つ問題の箇所が・・・
・・・・おわかりいただけただろうか・・・・
ピロリ菌の疑いがあるそうです。 。
って事で、来週クリスマス真っ只中の世間で、ワタクシ、今度はピロリ菌の検査
受けることになりましたぁぁぁぁぁぁぁ!!!!888888888.
orz
2週間後
って事で、今は絶好調。
薬はまだ胃腸の薬飲んでますが、普通の生活送れています。
てかね、実はというとまだ胃(なのか十二指腸なのか)は治ってないんですわ。
なーんかおなか減るから食べるんだけども食べたら気持ち悪いし、
2時間くらいは動けません。薬飲んでるんだけどー。
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おわりに
以上で2010年の検査日記は終わりです。
ちなみにピロリ菌の検査は息をストローに吹くだけのとても簡単な検査でした。
ピロリ菌はいませんでした。
最後の3行、なぜ残していたかと言うと、実はこれ去年くらいまであった症状なんです。
2010~2016年って、約6年もひきずっていたんですね。
今思えば、全て原因はストレスであると言いきれます。
当時の私は、頭や感情ではストレスを感じないと思っていた人でした。
ストレスはその日のうちに消化する、寝れば治まる、と思っていたので。。。
みなさんも、なにかおかしいと思ったら、病院へ行って、医師の判断を仰ぎましょう。
苦しい辛いは一瞬です。
検査しないでその苦しみを長期化することはないと思います。
なにもみつからなかったら、その分のストレスは消えますから。
では、これから検査受ける人も、受けるかもしれないという人も、
どうぞお大事に!
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