【第6話】「隣の家族は青く見える」不妊治療中の人が見て思うこと【ドラマ感想】

2018年3月7日

こんにちは、いちまるねっと1まるです。

高畑さんの演技がまた泣けましたね・・・
さぁ、妊活は終わりの見えない迷路

だと言っていました。人工授精も4回失敗ということは、かれこれ10周期はすぎているということです。さて、今後どんな選択をしていくのでしょうか。

はじめに

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現在不妊治療中の私が、このドラマを見ての感想を綴っていきたいと思います。
不妊治療中の記事に関してはこちらをどうぞ。

いちまるねっと|不妊治療カテゴリー

不妊治療に関しては、まだまだひよっこで、こんなところで躓いているの?これから先は長いわよ?と多くの先輩方に言われてしまいそうですが、これもまたひとつのケースと思って見ていただけたらと思います。

  • 1まるの不妊治療歴
    ・約1年避妊せずに妊娠に至らない
    ・夫も私も一通りの検査済みで、お互いに特段異常なし
    ・現在は卵管造影後のゴールデン期間中でタイミング療法中→人工授精を検討する段階に入る
    ・もうすぐ30代半ばに差しかかろうとしている

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第6話のあらすじ

隣の家族は青く見える〜第6話〜 | ストーリー – フジテレビ

 奈々(深田恭子)と大器(松山ケンイチ)のもとに、聡子(高畑淳子)や健作(春海四方)と一緒にお宮参りに行っていた琴音(伊藤沙莉)夫婦がやってきた。琴音の娘・真奈を抱かせてもらい、思わず涙ぐむ奈々。大器から不妊治療のことを打ち明けられていた聡子は、そんな奈々の姿を見ていられない。

ちひろ(高橋メアリージュン)は、亮司(平山浩行)の息子・亮太(和田庵)と上手くコミュニケーションが取れずにいた。肝心の亮司は親バカ状態で、毎週のように亮太におもちゃを買い与えていた。

深雪(真飛聖)は、受験を控えた長女・優香(安藤美優)の成績が落ちていることを知る。深雪は、学習塾の個別指導を増やすことにするが……。

一方、朔(北村匠海)は、渉(眞島秀和)のために何かをしたい、という思いが空回りし、失敗続きだった。渉は、気持ちは嬉しいが得意じゃないことはする必要がない、と朔に告げる。

そんな折、渉は、母親のふみ(田島令子)が骨折しても連絡すらしてこなかったことを知り、久しぶりに実家を訪れることにする。朔は、事務所の後輩のふりをする、といって半ば強引に渉について行く。

奈々は、リセットする度に落ち込みながらも、その思いをひとりで抱えて明るく振る舞っていた。大器は、そんな奈々に対して何もしてあげられないことに悩み……。

感想

わりと冒頭に子どものグッツが心配要因になって見えていましたね。
近い未来に使うであろうと思っていたおもちゃ、もしかしたらもう使う事はこないのではないか、、、そんな心境を表すようなカットでしょうか。

最初に書いたように、不妊治療にもう10周期を費やしてきましたが、まだ授からず。
人工授精を4回してだめなら、体外受精にとステップアップするのでしょうか。
体外受精からはまた金額が跳ね上がるらしいんですよねぇ・・・でも、妊娠の確率は9割。
私の通っている病院では、「どうしても今すぐ欲しいというならば、タイミング法でできなかった方には人工授精せずに、それを飛び越えて体外受精という事も検討してもらっています。」という事を言われています。
人工授精って、人工的に精子を排卵直前の子宮に確実に届ける行為をさします。なので、そこからの受精するか、着床するか、着床してから細胞分裂をちゃんとするか、育つか、という段階はタイミング法と変わりないのです。
4回ダメだったら、次(体外受精)をするか、はたまた一度おやすみするかの時期なのかなぁと思いました。

出口のない迷路を彷徨うようなもの、ゴールのないマラソンのようなもの。そんな感じですよね。
その先に子どもを授かるという明るい未来が確約されないんですもんね。そりゃぁずっと走ってたら疲れもしますよね。

夫の大器まで疲れてきて、どんどん鬱々とした雰囲気になってきてしまっています。
そこに、妊活豆知識を蓄えた後輩くん!このドラマの便利な人登場です。

妊活クライシス

というらしいですね。私は初めて知りました。
お互いが落ち込んでしまったら、もしくは、温度差がありすぎて、なぜ自分だけこうも頑張っているのに…ということから夫婦生活が上手くいかなくなるような感じらしいですね。
うちの場合は私が楽観的で、夫が落ち込むというパターンです。
私のが4つも年上なのにね!!\( ˆoˆ )/
もっと焦ろよ、という感じも否めませんが、私はお医者さんに言われていることをしっかりして、現段階では走っていると思っています。これ以上焦るとすれば、体外受精をしたらいいのかとも思っています。とりあえず、何もしていないわけではないので、必要以上に焦燥感にかられたり、落ち込みすぎたりというのはしないようにしています。ま、性格的なものもあるかもしれませんが。

それにしても、高畑さん(奈々の義理の母)のシーンはもう感極まりますね。奈々の、大器さんの子どもをまだ見せれなくてごめんなさい、ごめんなさい・・・という言葉に謝らないでよ、あなた達二人が幸せなら・・などなど、このあたりのセリフはどれも素敵でした。やっぱり義理の母は基本めっちゃええ人やったんや・・・

事実婚カップル

このカップル。子どもがやってきて、いよいよ本格的に生活をスタートさせていました。
この男の子はお隣の見栄はり妻の長女と同じクラスで、盗撮(?)しているシーンがあり、携帯を抱いたまま寝てるところ、ちひろがちゃんと寝せようと携帯を取ろうとしてあげたら「さわんな!」と切れます。この盗撮シーンがあったので、この長女がすでに好きで、その子との約束だから携帯を見せないように必死だったのかと思いきや、ドラマのラストに母親からの最後?の伝言メッセージを聞いて涙していました。触って欲しくなかったのはこの携帯には母親が残っていたからなんですね。
そりゃね、、、事故で突然お母さんいなくなったらね、悲しすぎますよね、辛いですよね。ましてや小学生の高学年。カウンセリングを受けてもいいレベルですよね。そんなショック。
ちひろはさらに難しいでしょうね。でも、なんだかんだで住人と仲良しになってるので、はけ口はあると。その環境はとってもいいですよね。近所ってか敷地内に仲良しの人がいて、わりといつでも話することができるんですもんね。

 

さいごに

ゲイカップルも、母親が出てきたり、見栄はり妻の家も父親がついに動き出したり、色々展開がありそうです。
なによりも、事実婚家庭の子どもと、見栄はり妻家庭の長女が同じクラスとか、子ども同士からの展開もありそうです。あの動画とかね、ちひろとかにバレそう。
ボランティアしたい父親も奈々の不妊治療の事は図書館で知っているはずだから、そこもなにか展開しそうです。
大器の不倫疑惑っぽい終わり方は、違うと思いますし、(カウンセリングか何かと予想)それを見栄はる妻が浮気だと騒ぎ立ててまた一悶着的なね。

ま、なんにせよ面白いので次回待ち遠しいです!

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