【第9話】「隣の家族は青く見える」不妊治療中の人が見て思うこと【ドラマ感想】

こんにちは、いちまるねっと1まるです。

ついに・・・!

はじめに

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現在不妊治療中の私が、このドラマを見ての感想を綴っていきたいと思います。
不妊治療中の記事に関してはこちらをどうぞ。

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不妊治療に関しては、まだまだひよっこで、こんなところで躓いているの?これから先は長いわよ?と多くの先輩方に言われてしまいそうですが、これもまたひとつのケースと思って見ていただけたらと思います。

  • 1まるの不妊治療歴
    ・約1年避妊せずに妊娠に至らない
    ・夫も私も一通りの検査済みで、お互いに特段異常なし
    ・現在は卵管造影後のゴールデン期間中でタイミング療法中→人工授精を検討する段階に入る
    ・もうすぐ30代半ばに差しかかろうとしている

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第9話のあらすじ

隣の家族は青く見える〜第9話〜 | ストーリー – フジテレビ

 奈々(深田恭子)と大器(松山ケンイチ)は、妊娠のことを周囲に報告する。聡子(高畑淳子)たちはもちろん、上京した奈々の母・春枝(原日出子)も、心からふたりを祝福した。

朔(北村匠海)は、渉(眞島秀和)が無理していることを心配して、何度門前払いされても諦めずに渉の母・ふみ(田島令子)の家に通っていた。同じころ、渉の元へは留美(橋本マナミ)が訪ねてきていた……。

奈々と大器は、共有スペースにオリーブの苗木を植える。初夏に花が咲くので、子供と同じく、すくすく成長することを祈りながら……。その時、深雪(真飛聖)が血相を変えて家から飛び出してくる。次女の萌香(古川凛)が行方不明になったからだ。大器は、真一郎(野間口徹)らとともに萌香を探しに行くが……。

感想

ついに妊娠が成立しました!親族あげての大祝賀会☆
もちろん嬉しいだろうけれども、はたしてそんなにお祝いをしてもいいものかと私はハラハラしていました。
いや、だって流産の可能性がね、あるじゃないですか・・・。

コウノドリを見ていた私にとって、出産は本当に奇跡。
そして安定期に入るまでの流産の確率も意外と高いんですよね。
知人でも把握している中で数人知っています。

そして、職場へも報告。
はい、これは不妊治療を公表していたり、負荷がかかる作業がある仕事なら、早めに言っておいた方がいいとは思います。上司だけには。
他の人は特別仲がいい人以外はまだ早いと個人的には思います。
でも、つわりとかの症状が重かったりしたら、もう言っといた方がいいのかな〜とも思います。
周りの人も覚悟ができるじゃないですか。なんか。
で、です。職場の上司?に報告すると、上司の妻は2度流産しているとのこと。。。
おや、これはなんか雲行きがあやしいですね。

不妊治療でかなり辛い思いをしているなら、その後の流産って結果はなかなかきついものがあると思うんですよね。一度ものすごい喜びを味わった後なので落ちる振れ幅がでかい。っていう。

さて、妊娠している奈々の周りで、みゆきさんの次女、モカちゃんが行方不明になるという事件が勃発しました。
奈々も探しに行こうとしますが、大器に止められ、小宮山夫妻に理由を打ち明けます。
そこで見つけたのは、みゆきが毛嫌いしているゲイカップルの一人、朔くんでした。

その時間に待ち合わせをしていた広瀬は、朔が来なくて待ちぼうけ。そんな折、奈々から電話でケガをして病院だと連絡を聞き、血相を変えて病院へ。
朔をを見るや否や抱きしめて、大切な恋人だと病院の廊下で声に出して言っていました。
隠して隠し通してきた広瀬でしたが、ここで失うかもしれないという危機に面して吹っ切れたのでしょうか。
それを見ていた小宮山姉妹たちが、なんとも寛容で、お母さんの方が驚きを隠せていません。

雨降って地固まる。

そんな感じですね。深雪さんもゲイカップルに謝罪して、次の日曜にBBQしようと提案。
なんと深雪はその日にこの家を売りに出すとみんなに話そう決意していたのでした。
そして、夫からは離婚届をだされ、、、
うーーーん、タイミングーーーー!!!

違うのよ!子供を奪っちゃダメなのよ!生きがいなのよ!唯一の褒められ要素なのよ!
と、思っていたんですよね。深雪は。変わろうとしている深雪をもう少しよく見てあげて!って思ってしまいました。

さて、日曜BBQが開催され、しばらくすると、奈々がお腹が痛くなり、動きが止まり、倒れこんでしまいました。
その場にいた他家族のみなさんで、病院へ救急の連絡をとる人、車の手配をする人、奈々を運ぶ人、など、ぱぱぱっと協力体制ですぐに対応していました。
こういうのを見ると、こういう環境も現代の薄れた地域関係の状況下においてはいいなぁ、と思いますよね。何かあった時に安心、そんな感じです。

さて、足元から血が見えた奈々。これは、あかんやつや。。。
となった奈々。
やはり、ダメでしたね。流産です。自然に全部出たので処置の必要はなかったみたいですね。
あー、やはりあの上司の話はフラグだったかーーー。
ま、でも確率的には仕方ないですよね。とはいうものの、人間そう簡単なものではなく・・・
見ているこちらも辛い思いに打ちひしがれました。
高畑さんの演技もまた落胆さがにじみ出ていて・・・orz

奈々は耐えきれずに、ついに家を出ていってしまいました。
別れて欲しいとかいうのかなぁ、とか思いました。
だって、夫をパパにさせてあげたいのが奈々の気持ちなんですもんね。
それができない自分は・・・と責めたのでしょう。
つらいですね。

さて、ここにきて、4世帯住宅の住民のうち、2世帯が破局へ向かいそうなところで終わりです!!あと2世帯はなんとかうまいことまとまっていってるのに!
それはもう最終回となる、次回へのお楽しみ、ということなのでしょう。

次回最終回、どのような結末を迎えるのか楽しみですね!

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